１ システム開発前の状況

今まで顧客別の受託によるシステム開発、システム導入に対するコンサルタント業、パッケージソフトウェア販売を主としてきたが、さらなる事業の幅を広げる為に新しいパッケージソフトウェアを開発、市場に投入したいと思っていた。

２ システム開発の経緯

コンピュータを使った商品管理、棚卸し管理等については現在においてはほぼ企業としては常識になっている。そんな中で、どうしてもその場所特有の情報を必要とする物品管理については、中々コストを抑えてシステムを導入する事が難しいのが現状である。 そこで今回弊社では「安価に導入が可能」で「紙をタッチするだけ」というだれでもできるオペレーション方法で物品の位置を管理する方法を考案し、システムの導入が難しかった会社様への提供と自社パッケージ化を目指すことになった。

３ システム概要

ピッっと紙をタッチするだけで、物品の位置を簡単登録出来る、汎用性の高い物品位置管理システム。

４ システム導入後の成果

色々な開発トラブルはあったものの、なんとかシステムとして動作させる所までは完成した。開発したシステムについては展示会等でもα版として公開し、来場者様の反応や意見を取り入れ、現在改良中である。 早速来場者様からは、技術としての引き合いや、紹介等も受け、開発の実績としての効果も現れてきている。

５ 今後の課題

システムの安定性がまだお客様に自信をもってご提案出来るレベルに到達していない。（紙をタッチする精度や応答速度等）検索機能や反応速度等、もっと製品としての精度を上げていきたい。