総評
 

「青少年のホームページを競う甲子園」をスローガンにスタートいたしました全国わこうどホームページコンテストも、おかげさまで第5回を迎えることができました。年々、応募数も増加傾向をたどり、今回はニューヨークやシンガポールの海外日本人学校からの応募も含め、過去最高の117校の参加をみました。内容においても、全般的に過去の優秀作品を参考にしながらも、それを上回る意気込みが感じられ、内容・表現技術ともに著しい上達のあとがうかがえます。

 今回の審査でまず感じたことは技術力の著しい向上でした。
小学校から高等学校まで、ホームページを制作する技術はどの学校も高く、指導に当たっておられる先生方のご努力もあるとは思いますが、コンピュータやネットワークについての理解と興味が生徒さん達の間に確実に広がっていることを窺うことができました。

  また、かなりのホームページが英語版を備えていたり、英語圏の学校との交流の様子を紹介するなど、国際化の進展を期待させるものがありました。更に、各学校ごとの特色も出始め、今後もこの傾向が続いて、21世紀の日本が情報通信で是非とも世界をリードしていってもらいたいと思います。

 さて、ホームページの内容ですが、生徒自身が、自分たちの学校・地域等をよく見つめ、発信するテーマを決め、話し合い、調べ、工夫して中身を作り上げ、それを表現する。そんなページは、この次はどんな内容が追加されているだろうかと非常に気になります。見ていて飽きない、よく更新されているページが多く、今回、入賞したホームページはその点で優れていたと思います。

また、インターネットならではのアイデアが光るホームページも同様でアクセスする者に興味を起こさせます。
今後、魅力あるホームページであるためには、総括的な紹介にとどまらず、生徒自身が自分たちの学校・地域等をよく見つめ、個性豊かに表現しているページ、インターネットならではのアイデアが詰まったホームページ等相違工夫を凝らしていくことが、欠かせない要件になってくると思われます。
次回もまた魅力的なホームページに出会えることを楽しみにしています。

 

応募総数 117校(小学校62校、中学校23校、高校25校、特殊学校他5校、海外日本人学校2校)
 

受賞校(応募番号順)   
 

最優秀賞

和歌山県和歌山県立串本高等学校  
 近年、特に関心を集めている環境問題の中から、生活に身近なごみ問題に焦点をあて調査・研究を行っている。特に近隣のみならず、シドニーとの比較、ペットボトルの再利用実験、リユースについての解説 等の研究・調査内容も充実している。調査・研究のまとめもしっかりしており、高校生らしい真面目さが表れている。他のコンテンツについても学校生活・地域に密着したものが多く、ホームページの構成もよく整えられており非常に見やすい。ホームページの一つのモデルといっても過言ではない。
優秀賞 宮城県中田町立上沼中央小学校  
 大好き!うわぬま」のページでは、地元のきゅうり博士との交流を紹介、「みなかわ学級のホームページ」では6年生の学級の活動奮戦記を紹介するなど、学校の様子や活動がよくわかり、ふるさとに対する想いもよく伝わってくる温かみのあるホームページである。
島根県石見町立石見東小学校  
 児童たちが実際に見て聞いてきた福祉の現場の様子が簡潔にまとめられており、学校が力を入れている福祉教育の様子がよくわかる。また、児童製作のいわみカルタでは、地域を児童たちの言葉と絵でほのぼのと紹介しており、ほほえましい。
 
富山県砺波市立鷹巣小学校  
 前回の応募から、確実に進化をしているホームページである。フレームを取り入れページを見やすくしたり、写真を増やして校内の様子が具体的にわかるようになった。それにもまして、教職員の全員が何らかの形でホームページ作成に関与し、ホームページ作成のガイドラインも規定するなど、全校をあげて情報教育に力を入れている。
奨励賞 秋田県秋田県立横手養護学校  
 全体的にシンプルな構成ではあるが、RealPlayerFlashを効果的に利用しうまくアクセントをつけている。生徒の活動の様子も分かりやすい。
北海道恵庭市立恵み野中学校  
  学校の科学部で行っているビオトープの実験の様子・経過が写真や解説で詳しく紹介されている。実験テーマが興味深い。 
青森県弘前市立草薙小学校  
 アップリアンのページでは、地元の名産であるリンゴを児童たちが栽培・収穫するまでの記録が写真や絵でわかりやすく紹介されている。更新も頻繁で、何度も見たくなるページである。 
大分県中津市立豊陽中学校(3年1組)  
 学校で学んだ知識を実社会に当てはめて考えてあり、とかく机上で済ます風潮に対し、確実に身につく学習法といえる。 
富山県富山県立志貴野高等学校  
 生徒達がまさに、楽しみながら作っているホームページである。定時制・全日制の生徒がバラエティーに富んだホームページを作成している。
 
特別賞
クアラルンプール日本人学校  
 マレーシアでの生活が写真を用いてふんだんに紹介されており、こども国会にもインターネットで参加するなど、交流も広い。
ニューヨーク育英学園  
 美しい画面による海外校ならではの行事紹介や、貴重なカブトガニの産卵シーンなどが興味を引いた。
 

第5回わこうどホームページコンテスト表彰式

第5回わこうどホームページコンテスト審査結果発表

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